在ベトナム日本国大使館と在ホーチミン日本国総領事館、国際交流基金ベトナム日本文化センターは、教育訓練省との間で、ベトナムの初等・中等教育における日本語教育の導入について合意した。それによると、ベトナムの小学校で、3年生から第1外国語として日本語を教育する。
これは、ベトナム政府が実施する外国語教育改革に向けた「2008~2020年期国家教育システムにおける外国語教育・学習プロジェクト」に関連するもの。
具体的には、2016~2017年度より、ハノイ市内の3つの小学校で日本語学習クラスを試験的に導入する。各校2クラスずつ設置する予定で、この結果に基づいて、順次国内各地での導入に取り組んでいく計画だ。
初等教育への日本語の導入は、東南アジアで初の試みとなる。ベトナムでは2003年から中学校で日本語教育が導入されている。小学校への日本語教育の導入により、更なる日本語学習者の増大が期待される。
VIET JOニュースより